銀河鉄道９９９ [家族]
先週末、焼津市にあるディスカバリーパークへ家族で出かけた。
お目当てはプラネタリウムで上映されている『銀河鉄道９９９』の最新作。私は幼少期に松本零士のこの作品に魅せられた一人でコミックスも全巻持っていた。主人公の鉄郎が戦士の銃を片手に機械の体を目指して旅する宇宙空間はとても魅力的だった。そして最後には生身の体こそが一番であることに気づくあたり哲学的だとも言っていいだろう。
その最新作が全国初上映されているという情報をラジオでキャッチし出かけたのだ。ディスカバリーパークが全国初上映なのは名誉館長が松本零士であることが大きな要因だろう。ともかく子供たちより楽しみにしていたことだけは間違いなかった。
映画の内容的には小さな子供にも分かりやすいつくりになっていたし、「星の終焉は新たな星の誕生でもある」「努力は必ず実を結ぶ」など、メッセージ性も詰め込まれていた。更に、鉄郎やメーテル、車掌さんの声優人が健在だったことやハーロックを無理やり登場させたりと、色々な？意味でファンをうならせる要素も十分にあった。正直詰め込みすぎだろうと思ったが個人的には、まあ満足だった。
予想に反して子供たちも静かに観ていた。騒ぐと追い出されると事前に釘をさされたことも効いていたのだろうが・・・。ただ、映画が上映される前には冬の星座の説明もあり、オリオン座など長男みずきは興味深々といった具合だった。このみずき、祖母の影響で宇宙や星座に興味をもっているため、非常によい経験となったことだろう。祖母が熱望する『宇宙科学者』に本当になってしまうかも知れないと思うのは親バカ以外の何者でもないのだが・・・。
最後に。
奥様も言っていたが主題歌がタケカワユキヒデだったことが少し残念だった。欲を言えば、ささきいさおの渋い声とナレーションがほしかった。
ちょっと観たいな９９９。
みずきは宇宙や昆虫や、理科好きだね。
将来に期待!!
by tengonsan (2014-01-19 11:10)