神戸ツアー 最終話 [旅]
神戸南京町の老祥記は「ぶたまん」という名称発祥のお店だ。
その日も小雨の降る中長蛇の列が形成されるほどの人気店。その場で食べる行列と持ち帰り専用の行列があった。
直接食べるには対応しきれない胃袋の状態であったことと、持ち帰りの行列の方が進みが早いとの理由で持ち帰りを選択。個人的に助かったわけだ。
その後は別れを惜しむかのようにブラブラと。
遠藤君はどうしても「わんたん」が食べたいといって一人立ち食い。
私は横で眺めるだけで精一杯。
ノムさんはスンヨのクリアファイルを買ってご満悦
私は横で眺めるだけでお腹いっぱい
オッジーはトイレを探して奔走した挙句、詰まった便器を見て悶絶
私は話を聞いただけで気絶寸前
その後一攫千金を求めWINSへ
学生時代、みんなでパチンコ屋にたむろしていた頃を思い出す。なんだかセンチメンタル。甘酸っぱい気分だった。
結果はあえて伏せておく。まあ、しょっぱかった。
その後、四人は新神戸駅に向かう。
別れの時を迎えた。
「月2千円貯めて4年後に豪遊する」
4年後は皆40歳の大台に乗る。笑顔の中に寂しさも映る。
再開の約束が別れの言葉となった。
追記
お持ち帰りした1個90円のぶたまん、ノムさんがお土産にくれた姫路おでんなど、どれも美味しく頂いて厳しかったグルメツアーを締めくくりました。みんなありがとう!!
馬場さんの『人生という名の列車』を
思い出しました。
友達はいいもんだね。
お腹いっぱい胸いっぱい。
楽しんで読ませてもらいました。
あざす!!
by tengonsan (2011-12-20 20:58)